資材・素材

封筒は、伝えたい内容や使用目的によって選びたい。その2

ポストに届いた郵送物を手にするときに、最初に目にするのが「封筒」です。
そんな大切な封筒選びに欠かせないポイントとして、
ここではよく使われる封筒のサイズについて解説します。

封筒のサイズと重量について

■よく使われる封筒のサイズ

定形郵便と定形外郵便

封筒は、通常郵便物の第一種郵便物(封書)に区分され、封書全体のサイズと重量によって「定形郵便物」と「定形外郵便物」に分けられます。さらに「定形外郵便物」は「規格内」と「規格外」に分かれています。

定形郵便物

長辺が23.5cm、短辺が12cm、厚さが1cm以内で、重量が50g以内の郵便物を定形郵便物と言います。最小サイズは、長辺が14cm、短辺が9cmと定められています。その重量によって、料金が異なります。

定形外郵便物

定形郵便物の条件から一つでも外れると定形外郵便物になります。その最小サイズは、円筒形かこれに似た形のものの場合、直径3cm、長さが14cmと定めれられています。またそれ以外の形状のものの最小サイズは、短辺9cm、長辺14cmとなります。ただし、最小サイズの制限よりも小さなものでも短辺6cm×長辺12cm以上の耐久性のある厚紙または布製の宛名札を付ければ差し出すことができます。定形外郵便物には、規格内と規格外があり、それぞれサイズと重量によって、料金が定められています。

 

封筒の規格サイズ

封筒は、縦・横の長さによって、縦長の「長形」と横長の「洋形」、これらよりも正方形に近い「角形」に分けられます。基本的なサイズは、JIS(日本工業規格)によって定められていますが、規格外のサイズでも一般に流通しているものがあります。

長形封筒

代表的な封筒サイズです。ご家庭でもビジネスシーンでも数多く使われています。

角形封筒

書類を折らずに送りたいときに、使い勝手のよい封筒です。

洋型封筒

挨拶状や招待状などの送付に、使われています。ビジネスシーンでは、請求書の送付などに洋型0号封筒が多く使われています。

 

まとめ

封筒の主なサイズとその用途について、整理してきました。封筒には、さまざまなサイズがあり、伝えたい内容や用途によって、使い分けることが大切なのですね。
とはいえ、種類も多く、どの封筒を選ぶべきかについて悩むことも多いはずです。そんなときは、今回の情報を参考にしながら、用紙やサイズのサンプルを入手し、発送や印刷のスペシャリストに助言を求めて、よりイメージに近いものを選択してください。

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