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タックシールとチェッシャーラベルを比較してみましょう

宛名ラベルにはタックシールとチェッシャーラベルの2種類があります。この2種類をどのように使い分けしたら良いのか、この頁では特徴も含めて解説していきます。

タックシールについて

概要

タックシールは、裏面がシールとなった小型のラベルが、複数枚並べられた状態で出力(印字)されます。あらかじめ入力された宛名データを活用することで、容易に宛名の作成ができます。基本的に貼り付けは手作業となります。

仕様

紙質は上質系のものを使用しています。
弊社では大小2サイズのタックシールを使い分けています。
・小サイズ(87×47mm)
小サイズを使用する場合の印字内容は、基本的な「郵便番号・氏名・住所・会員番号・カスタマーバーコード」程度となります。

 

・大サイズ(109×67mm)
大サイズを使用する場合は小サイズの項目の他に「郵便目玉(「料金別納郵便」「料金後納郵便」等のマーク)・差出人・返還先・固定文言」など、情報量のボリュームが多い場合に使用します。

 

・印字の比較イメージ

特徴(メリット・デメリット)

メリットとしては、基本的に手貼り対応のため、貼り位置を指定する事が可能です。また、様々な素材の封筒に貼り付けることができます。
指定があれば、環境に配慮した再剥離のタックシールを用意することもできます。(到着後、剥がす事ができる)
一方で、手貼りのため作業スピードを上げることが難しく、大量な郵送物には適しておりません。
そのため件数が多いDMはラべリングマシンで対応することがあります。機械での対応の場合はラベルの位置を細かく指定することが難しいです。

 

チェッシャーラベルについて

概要

チェッシャーラベルは、白紙の連続帳票タイプの専用シートに複数の宛名が印字された状態で出力されます。タックシールと異なるのは、ラベルのカット・糊付け・貼り付けといった作業を全てラベリングマシンで行える点です。

ラベリングマシンは、ラッピング機に接続されている場合と独立している場合があります。
貼り方は横貼り、縦貼りの2種類です。

横貼り

縦貼り

仕様

紙質はタックシールと同じ上質系のものを使用しています。


サイズは下記2種がメインとなっておりますが、調整は可能です。
・小サイズ(1,5インチ/約38×73mm)
・大サイズ(2インチ/約50×89mm)
サイズの使い分けはタックシールと同様に印字する情報量によります。

 

特徴(メリット・デメリット)

メリットとしては機械作業のためスピーディーに処理することができ、安価でのラベリングが可能になる点です。
処理速度としては、下記の通りとなります。

ラベル出力:約30,000件/時間
ラベリング:約5,000件/時間

タックシールと異なり大量のDM発送に適しています。
また、機械作業のため、カメラ検査によるラベルの抜け漏れを確認することが可能です。

デメリットとしては、ラベルの貼り付け位置を細かく指定することができません。大まかな位置指定は可能ですが、左右で各2cm・上下で各1cm程度のずれが生じます。また、接着面や糊の状態、季節によって貼り付きに差が出ることがあります。例えばラッピングフィルムを使用する場合、透明だと剝がれやすく、インクが載っていると付きやすいと言われています。
初めての場合は、ラベルが郵送中に剥がれ落ちることが無いようチェッシャーラベルの貼り付けテストを行うことをお勧めします。

タックシールとチェッシャーラベルの比較表については、下記頁を参照ください。

宛名ラベルの種類や宛名印字の方法について 教えてください。

まとめ

同じラベルでもタックシールとチェッシャーラベルでは特徴が異なることがわかりましたでしょうか。発送物の件数・封筒の仕様によって、どちらのラベルを使用するかご検討の材料になればと思います。

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